TV GUIDE誌 interview―THE ONCE AND FUTURE KING Dec. 4-10 1999

來源：mjfcmoonwalk.com

『THRILLER』 で業界の記録を打ち破り、この10年間ポップス・ミュージック界に君臨し続けたマイケル・ジャクソン。 　彼との独占インタビューを通じて、これまでの音楽史における彼の立場や私生活の問題，そして今後に向けての抱負などについて語ってもらった。 ＝　リサ・バーナード　＝ 　彼にまつわる伝説はあまりにも多すぎるものの、だからといって それらは彼の魅力を損ねるものにはならない。 　タブロイド紙の見出しを飾ることで しばしば計り知れないほど多才な才能の蔭を薄くしてしまうような、そんなマイケル・ジャクソンという存在はいったい何なのか？ 　元ジャクソン５のリード・ボーカルは、1982年のアルバム『THRILLER』で、ソロとしての地位を不動のものにした。 　1993年に性的虐待を理由に13歳の少年から彼に対して訴えが提出され（非公式に秘密裏に金を支払ったという話については、マイケル側は猛烈に否定している)、その事で彼の輝かしいイメージはひどく低下してしまった。それでも彼は前へと突き進んでいる。 　ニューヨーク・シティ・ホテルのスイートルームで腰掛けながら 悪名高きシャイなポップスターは、（いつもの事ながら）カリスマ的な雰囲気をたたえ、うきうきしながら今後予定の計画について語るのである。 　その話は、彼の兄弟たちと再共演しそうなタイトル未決定のＣＤアルバムの事へも及んだ。（マイケルいわく「ハッピーなダンス・ミュージックで、人間の繋がりを題材にしたもの」。） 　また、『エドガー・アラン・ポーの悪夢』という本を書いた19世紀の作家を非常に気に入っているようだ。そして彼は、来年に向けての映画の撮影を進行中であることも語っている。 　つまり、ポーの「人生は実に興味深いものだ」，そして皮肉を込めて付け加えられた言葉「私は人生を危なげに演じているアーティストを愛する」という意味を、まさに実践しようとしているかのようである。 ―― … リサ・バーナード　　　　MJ … マイケル

――	"Thriller" のビデオは、それまでのミュージックビデオの在り方を一変させてしまいましたね。 アイデアはどうやって浮かんだのですか？
MJ	兄のジャッキーが うちに来た時に、 　「このテレビ番組知ってる？ ずっと音楽を流してるんだ。 MTVっていうんだよ」 って教えてくれたんで、観てみたんだ。 コンセプトはとても面白かったけど、イメージ画像のビデオなんてのは好みじゃなかった。 もし僕がやるんなら、ショートフィルム（※短編映画）のような起承転結があるものを創るのにな、って思ったよ。
――	あなたは、自分のアルバムからのビデオや 『THRILLER』 が、あんなにも世間を騒がすものになると想像していましたか？
MJ	アルバムがあんな事になるなんて、本当に思わなかったよ。 僕はただ、観て面白いものを創りたかっただけなんだ。 "Thriller" のビデオの目的は、恐怖・楽しみ・興奮なんだよ。
――	あの頃を振り返って、どう思いますか？
MJ	うん、幸せな時期でもあったし、つらい時期でもあった。 そしてエキサイティングな時期だったね。 たくさんの夢が叶ったんだし。 評判も上々だったしね。
――	「つらい時期」 とおっしゃいましたね。
MJ	うん。 やろうと思った事が思うように出来なかったから、とてもがっくりしたよ。
――	アルバムがまだ思いどおりのものでは無かったという事ですか？
MJ	完璧じゃないんだ。
――	どの曲がそうなんですか？
MJ	"Wanna Be Startin' Somethin'" だよ。 曲を創るっていう事はね、とても欲求不満が溜まるんだ。 頭で思い描いている音楽を、正確にテープに落とさなければならない。 ここ（自分の頭を指さして）で鳴っている曲は、それはもう素晴らしいんだよ。 それを具現化して、テープに録音しなくちゃならないんだから。 "The Girl Is Mine" は、完璧ではないけど とてもよく出来たよ。 "Billie Jean" に関しては、特別に頑張った。 ベースだけで３週間もかけたんだ。
――	手袋・白い靴下・赤のレザージャケットなんかは、誰の提案なのですか？
MJ	手袋は…　両手より片手の方がカッコイイと思ったんだ。 動きにアクセントがあるのって良いよ。 視線は白に行くだろ？ ね、手袋にさ。 で、足にライトが当たっていたら、足の動きがポイントになるだろ。 だから白い靴下を履いたんだ。 ジャケットのデザインは、衣装係の人に、ボタンやバックルの位置やデザインを指示したんだよ。 【※追記- "Thriller"ジャケットのデザイナーは、そのビデオ監督ジョン・ランディスの妻であるデボラ・ナドゥールマン・ランディスさん】 だけど、もうそういう格好はしないことにしたんだ。 過去に固執するのは淋しいしね。 だから家にはトロフィーとか置かないよ。 ゴールドレコードやグラミーなんかもね。 保管してある。 思い上がりは好まないし。 もう獲るものが無いなんてね。 そうじゃないから。
――	ご自身の最もクリエイティブな時期は、もう過ぎたと思いますか？
MJ	まだ最高の仕事があると思う。 だけど、ポップアルバム創りではない他のことにも挑戦したいんだ。
――	音楽的に興味のあることをしているアーティストはいますか？
MJ	いくつか素晴らしいアイデアはあるようだけど、誰も目新しいことはやっていないと思うよ。 大体において彼らは、古いものを持ってきて 新しいものに混ぜる作業をしているんだ。
――	一緒に仕事をしたい人はいますか？
MJ	尊敬している人はたくさんいるよ。 けど一緒にとなると、別にいないかな。
――	好きな音楽は何ですか？
MJ	びっくりするよ。 今朝、ロジャース＆ハマースタイン歌ってたんだ。 家にいる時はそういった曲を歌ってるよ。 『サウンド・オブ・ミュージック』 の "My Favorite Things"，バーブラ・ストライザンドの "Absent Minded Me" とかね。 それに、昔の偉大なMGMミュージカルのファンなんだ。 ショウの曲が好きだな。 ああいったメロディが大好きなんだ。
――	何をパフォーマンスするのが好きですか？
MJ	"Billie Jean"。 同じように演じる必要はないとは思うんだけど、皆はいつものが観たいんだよね。 僕はあそこでムーンウォークしなくっちゃ。（笑） だけど、本当は違うかたちで演りたいんだよね。
――	こんにちのあなたの観客は誰ですか？
MJ	わからない。 僕としては ただ、素晴らしい音楽を書こうとしているだけ。 そして皆が気に入れば、彼らはその曲を好きになってくれるんだろうね。 僕は、どんな統計も考えないんだ。 だけどレコード会社は、僕にそれを考えてほしいんだ。 売れるものをね。 だけど僕は、楽しく聴けるものを創りたいだけなんだよ。
――	新ミレニアムには新マイケルを観られますか？
MJ	うん。 いくつか計画があるよ。 今までのものとは全く違うものだよ。 ニューアルバムの中に "I Have This Dream" って曲があるんだ。 キャロル・ベイヤー・セイガーと デヴィッド・フォスターとの共作で、世界と環境のミレニアムソングになっているよ。 【※追記- 一般から歌詞を募集し、それで歌入れもされたと思われるが、結局は収録されず】
――	またツアーをしますか？
MJ	考えてないな。 長い期間かかるからね。
――	外出時に変装しますが、何故ですか？
MJ	他に方法が無いからさ。 いろいろしたよ（笑）。 太った格好・尼僧・ピエロ。 ハロウィンが一番だったよ。 カーニバルもね。
――	あなた自身，つまりマイケルとして歩き回れるようになると思いますか？
MJ	僕は、違う理由で変装するんだ。 壁のハエのようになって 人を見ているのが好きなんだ。 それがたとえ、ベンチに座る2人の老女や ブランコで遊ぶ何人かの子供だろうとね。 何故なら僕は、日常生活をどうしたら良いか判らないから。 一度、完璧に変装してレコードショップへ行ってみたんだ。 何人かの女の子たちが、僕のアルバムを手に取っておしゃべりしていたよ。 本人が隣にいたのに！ それがとても面白かったし、そういうのが好きなんだ。 だけど、僕自身で外出しても、楽しめないんだ。 いつも、皆が 「パーティに行こうよ」って言ってくれる。 でも僕が参加したら その瞬間、僕にとってのパーティは終わり。 彼らにとってのパーティになるから。 彼らは名刺を出し、「憶えていますか？ 4年前に会いました…」 僕はこう答える。 「憶えていません」。 そんな風だから、その場を楽しめないんだ。 皆、僕の曲を流し始める。 僕は自分の音楽を聴きに来たわけじゃないのに。 そして誰もが言い出すセリフ、「踊って！」。　う～ん、たまには君たちのダンスが見たいもんだよ。
――	あなたには批判的な報道が多いけど、人々はあなたの音楽であなた自身を判断してくれると思いますか？
MJ	そうは思わないよ。 だってマスコミが僕を怪物・狂人・奇人変人に仕立て上げてしまったんだから。 僕はそんなんじゃないのに。
――	そのような印象を変えるために、ご自身で何か出来ることはありますか？
MJ	うーん、僕自身でいること・自分を表現すること、かな。 だけど彼らは、それにすら手を加えるんだ。
――	「彼は変人で、自宅に風変わりな動物を飼っている」…と言う人には？
MJ	神が動物を創ったんだ。 彼らは素敵だし、美しい。 人類学者ジェーン・グドールや 自然科学者たちと通じるものが僕にはあるんだ。 動物への興味が異様で奇妙だなんて思わないよ。
――	整形手術については？
MJ	ハリウッドでは誰もがやっているよ！ 彼らは、なぜ僕だけを指さすのか解らない。 記者たちは大袈裟に言うんだから、鼻のことを。 彼らは、僕が全てを整形したと言いたいんだ。 鼻だけじゃ充分じゃなくてね。 エルヴィスだって鼻を整形したよね？ リサが言ってたよ。 彼らはそれに関しては何も言わないのに、僕だけだなんて。 フェアじゃないよ。
――	そうですね。 では、リサ・マリーの話が出たところで…。 彼女は、あなたとの子供が持てなくて がっくりしてるって。 そして、あなたとの子供を今でも欲しがっているって聞いたけど、本当ですか？
MJ	当時はそう感じていたよ。（笑） でも、僕がここで何を言おうと、この質問では問題になるよね。 次号の 『TV GUIDE』 で多分書かれちゃうよ。 「リサはもう二度と彼に会いたくないと言っていた」 ってね。
――	2人は、今では友人同士なんですか？
MJ	リサは可愛い人だよ。 彼女のことはとても好きだし、良き友人だよ。 明日のことなんて、誰にも判らないだろう？ 彼女が今どう思っているかなんて判らないよ。 そう言うしかないもん。 彼女は、僕の家に来て子供に会ったり、電話で話したりとか、そんな感じだよ。
――	自分はまた結婚すると思いますか？
MJ	いいね。
――	3回目の結婚はどうなるでしょう？
MJ	僕の心を撃ち抜かなきゃ。 「この人だ。 この人がそうなんだ」 って感じられないとね。
――	二度の結婚でも、それぞれそんな風に感じたんですか？
MJ	うん。 もちろん。
――	今も、結婚していたら良かったなと思っていますか？
MJ	そうだね。 そう思う。 ベストの選択をしなければならない。 起こってしまった事は起こってしまったんだ。 それは重んじなくっちゃね。
――	親しい友人は誰ですか？
MJ	エリザベス（・テイラー）だよ。 僕たち、毎週木曜には映画を観に行くんだ。
――	普通の映画館に行くんですか？
MJ	僕としてはワーナー・ブラザーズのスタジオに行きたいんだけど、彼女が拒むんだ。 「駄目よ。あなたを連れ出すわ」 って。 だから僕たちは、映画館へ出歩いているんだ。 大体が空いてるよ。 だって殆んどの人は働いている時間だからね。 館内の係員が、「ワォ、さあどうぞ」 って入れてくれる。 で、映画代はタダ。 僕たちだけがね。（笑）
――	子供について話しましょう。 最近の新聞によると、デビーはあなたの子供の母親ではなく、他の女性の卵子を使ったものだとか。 それから人工授精であるとも書かれていますが。
MJ	全くくだらない。 ゴミだよ。 事実じゃない。
――	子供たちは、一緒にネバーランドに住んでいるの？
MJ	2週間前、子供たちはネバーランドにいたよ。 彼らは、初めてそれが自宅だと解ったんだ。 ホテルリゾートだと思ってたんだよ。 僕たちはどこに行ってもホテルに泊まっているからね。 まさか自分たちの為だけに汽車があるとは思ってないもんだから、「またネバーランドに出掛けたいな！」 だって。
――	彼らの性格はどんな風ですか？
MJ	プリンスは、いつも 「映画を創るよ」 って言うんだ。 だからビデオカメラを買い与えたよ。 「今度は何をするんだい？」 って訊くと、 「スターウォーズを撮る」 なんてね。 だもんで机にいくつか人形を置いて動かすんだ。 そしてパリスは、言葉が出てきて歩き始めたところなんだ。 彼女はとても可愛いんだよ。 それにしても、パリスが人形大好きってのには驚いたよ。 妹のジャネットは そういうのは好きじゃなかったし。 ジャネットは何しろおてんばだったからね。 パリスもそうなるのかなって何となく思ってたんだけど、違ったよ。
――	オムツを替えたり ご飯を食べさせたりしているんですか？
MJ	そうだよ。 そういうのが好きなんだ。 いっぱいやらないとなんないけどね。 あらかじめ育児に関するあらゆる本を読んで、下準備を万端にしておいたんだ。 でも実際は、想像していたよりもはるかにエキサイティングだよ。 ただひとつ後悔しているのは、もっと早く出来れば良かったって事だね。
――	彼らのために歌ったり踊ったりするんですか？
MJ	彼らが泣いている時には、そうやって静かにさせるんだ。 僕が踊りだせば、彼らは泣き止むんだよ。
――	もっと子供が欲しいですか？
MJ	たしかにね。 僕は、父の記録に挑戦するんだと宣言したんだ。 父には10人も子供がいるんだから。 【※編集注- マイケルの1歳上のマーロンは双子で、その1人であるブランドンは生後まもなく亡くなっている。 マイケルは、いつでもブランドンの事も必ず兄弟の数に入れている】
――	現在、父親との関係はどうですか？ しばらく疎遠だったんですよね。
MJ	今まででベストの状態だね。 年月も経って、彼は本当に丸くなって、良い人になったと思うよ。 彼は単に、「どうしてる？ きちんと食べているのか？ それだけ知りたかったんだ」 って尋くんだ。 「契約書にサインしたかどうか？」 って事ではなくてね。 すてきな事だよ。 そして母は、相変わらず完璧な天使のような人だよ。
――	41歳になり、幸せですか？
MJ	大体において幸せだな。 何をもってしても、僕をくじかせる事は出来ない。 僕は、小川の流れる音や 小鳥たちのさえずりを聴くのが好き。 そう、僕は全て、本物の自然が好きなんだ。 パーティやクラブには行かない。 子供の頃は行ったけど、もう気にもならない。
――	“世界の子供たちを救う” という願いが無くなったら敗北を認めて自殺するという、あなたの最近の言葉を読みました。 本当にそのように感じますか？
MJ	いつもそう思うよ。 だって、それじゃあ何のために生きているか解らないだろ？
――	あなた自身のためでもなく、作品のためでもなく？
MJ	気にかけていないよ。 僕が創造する全てのものは、そのような純真なものによって起こされるんだから。 自然、それが全てなんだ。 そうなんだ。 つまり、そういう事なんだよ。
・・・　END　・・・

TV Guide Interview (December, 4th 1999)
TV-Guide: ‘Thriller’ changed music videos forever. Where did you get the idea?

Michael: My brother Jackie came to my house and said, “Are you watching this show that’s on TV? All they do is play music. It’s MTV.” I put it on and thought the concept was very interesting. What I didn’t like were the videos that were a collage of images; I thought that if I were to do one, I would do something with a little more entertainment value. My dream was to make something with a beginning, a middle and an ending, like a short film.

TV-Guide: Did you ever imagine that ‘Thriller’ and the videos from the album would catapult your career into the stratosphere?

Michael: I didn’t really think about how the album would do; I just wanted to create what I would enjoy seeing. And my main goal for [the video] ‘Thriller’ was to do something that would be scary, fun and exciting.

TV-Guide: How do you look back on that whole era now?

Michael: I see it as a happy time and a sad time. And an exciting time. Because it made a lot of my dreams come true. The notoriety was wonderful.

TV-Guide: You also said it was a sad time.

Michael: Yeah. If I don’t get exactly what I’m looking for, I get very depressed.

TV-Guide: You mean the album still didn’t live up to what you had envisioned?

Michael: Not completely.

TV-Guide: Which songs disappointed you?
Michael: ‘Wanna Be Startin’ Somethin’’. Songwriting is a very frustrating art form. You have to get on tape exactly what’s playing in your head. When I hear it up here [points to his head], it’s wonderful. I have to transcribe that onto tape. ‘The Girl Is Mine’ [his duet with Paul McCartney] wasn’t completely what I wanted, but it’s very nice. But ‘Billie Jean’ is there. I worked so hard on that. I worked for three weeks on the bass lick alone.

TV-Guide: The glove, the white socks, the red leather jacket — who came up with those things?
Michael: The glove was just — I thought one was cooler than two. I love to accent movement. The eye goes to where the white is — you know, the glove. And the feet, if you’re dancing, you can put an exclamation point on your movement if it has a bit of light on it. So I wore the white socks. And for the design of the jacket, I would sit with the people who made the clothes and tell them where I wanted a button or a buckle or a design. But I don’t wear that look anymore. It’s sad to get caught up in the past. That’s why I don’t put awards in my house. No gold records, no Grammys. They’re in storage. I don’t like to be puffed up with pride, ‘cause I’d feel like I don’t have any more things to reach for. And that’s not true.

TV-Guide: Do you feel like your most creative period is yet to come?
Michael: I think the best work is coming, but I’d like to go into other areas, not keep doing album after pop album.

TV-Guide: Are there artists that are doing interesting things musically?
Michael: There are some wonderful creative ideas, but I don’t think anybody’s being innovative. They’re mostly grabbing the old and trying to integrate it with the new.

TV-Guide: Is there anyone you’d like to work with?
Michael: There are a lot of artists I admire, but no.

TV-Guide: What is your favorite music?
Michael: You’d be shocked. This morning I was singing Rodgers and Hammerstein. That’s the stuff I sing around the house — ‘My Favorite Things’ from ‘The Sound of Music’, and ‘Absent Minded Me’, that Streisand song. I’m also a fan of the great old MGM musicals. I love show tunes. I’m a big fan of melody.

TV-Guide: What’s your favorite song to perform?
Michael: ‘Billie Jean’, but only when I don’t have to do it the same way. The audience wants a certain thing. I have to do the ‘Moonwalk’ in that spot. [Laughs] I’d like to do a different version.

TV-Guide: Who’s your audience today?
Michael: I don’t know. I just try to write wonderful music; and if they love it, they love it. I don’t think about any demographic. [The record company] tries to get me to think that way, but I just do what I would enjoy hearing.

TV-Guide: Is there a new Michael for the new millennium?
Michael: Yeah, I have a couple of things planned. I think it’s going to be totally different from what I did before. There’s a song on the new album called ‘I Have This Dream’ [:-( there is no song with that title on ‘Invincible’] . It’s a millennium song about the world and the environment that I co-wrote with Carole Bayer Sager and David Foster.

TV-Guide: Do you think you will tour again?
Michael: I don’t think so. It takes a lot out of me.

TV-Guide: You rarely travel in public without a disguise. Why?
Michael: I don’t see any other way. I’ve tried everything. [Laughs] Fat suits. Nuns. Clowns. Trick or treat is the best for me. And Mardi Gras.

TV-Guide: Do you think you’ll ever be able to walk around freely just as yourself?
Michael: I do disguises for different reasons. I like to study people — be like the fly on the wall. Even if it’s two old ladies sitting on a bench or some kids on a swing. Because I don’t know what it’s like to fit in an everyday life situation. One time I was in a record store, completely disguised, and these girls were pulling out my album, talking all about me. I was literally next to them. It was wonderful. I loved it. But if I go out as myself, I can’t have fun. People always say, “Why don’t we just go to a party?” Soon as I step in, the party’s over — for me. It’s a party for them but they’re all putting their cards in my face, saying, “Remember me? I met you four years ago at…” And I say, “I don’t remember.” So I can’t enjoy the experience. They play all my songs. I didn’t come to hear my music. And everybody starts chanting, “Dance!” “Well, I want to see you dance for a change.”

TV-Guide: Do you think, given all the negative press that you’ve had, that people will judge you solely on your music?
Michael: I don’t think so. ‘Cause [the press] has made me out to be this monster, this crazy person who’s bizarre and weird. I’m nothing like that.

TV-Guide: Is there anything you can do to change that impression?
Michael: Well, all I can do is be myself and create from my soul. But they take that and manipulate it.

TV-Guide: But what will make you seem okay to people who think, “He’s weird, he has exotic animals in his house or…”
Michael: God created animals. And they’re loving, they’re beautiful. I feel the way [anthropologist] Jane Goodall does, or any of those naturalists. I don’t find my interest in animals weird or strange at all.

TV-Guide: What about the plastic surgery?
Michael: All of Hollywood has plastic surgery! I don’t know why they point me out. The press exaggerated it. It’s just to my nose, you know. They want it to be everything. Just the nose isn’t enough. Elvis had his nose done — Lisa Marie [Presley, to whom Jackson was married from May 1994 to January 1996] told me. They don’t talk about that. They single me out. It’s not fair.

TV-Guide: Okay, well, now that you bring up Lisa Marie, I read that you said she regrets not having had your son and that she may still want to have a child with you. Is that true?
Michael: Well, I remember that’s how she felt at the time. [Laughs] No matter what I say, I’m in trouble with this question — the next issue [of TV-Guide] will probably say, “Well, Lisa said she doesn’t ever want to see him again!”

TV-Guide: Are you two friends now?
Michael: Lisa’s sweet. I like her very much, and we are friends. And who knows what tomorrow brings? I have no idea how she feels today. I’ll just say that. She comes to my house and sees the children, and we talk on the phone, that sort of thing.

TV-Guide: Do you think you’ll marry again?
Michael: That would be nice.

TV-Guide: What would make the third time the charm?
Michael: It just has to hit me. You have to see that person and go, “This is it. This is the one.”

TV-Guide: Did you feel that way with both of your marriages? [ Jackson ’s second wife, Debbie Rowe, whom he wed in November 1996, filed for divorce in October 1999.]
Michael: Yeah. Of course.

TV-Guide: Do you wish you were still married?
Michael: Yeah, I do. But you have to do what’s best. What happens happens. You have to respect that.

TV-Guide: Who are your closest friends?
Michael: Elizabeth [ Taylor ], for sure. We go to the movies every Thursday.

TV-Guide: You go to a regular movie theater?
Michael: I want to go to the Warner Bros. studio, and she refuses. She says, “No, I’m getting you out.” So we go right into this area — which I can’t say — and walk right in. And it’s usually empty, because [most] people are working at the time. [The theater employees] go, “Wow, come on in,” and we never really pay. And we’re the ones that can afford it. [Laughs]

TV-Guide: Let’s talk about your kids [Prince Michael, 2, and Paris Katherine, 1]. I have to ask about this business in the papers recently about you and Debbie not being the biological parents of your children — that she was implanted with another woman’s egg and then impregnated by artificial insemination.
Michael: That’s total garbage. It’s just trash and not true.

TV-Guide: Do the kids live with you at Neverland?
Michael: They were at Neverland two weeks ago. I think they realized for the first time that it’s their home. They used to always think it was some hotel resort. We stay in hotels everywhere. They didn’t realize that the train and the train station are for them, and those rides are for them. Now they go, “We want to go to Neverland!”

TV-Guide: What are their personalities like?
Michael: Prince tells me all day that he has to make movies. So I bought him this video camera, I say, “What are we doing this time?” He goes, “Star Wars.” So we put some figures on the table, make them move. And Paris is just now starting to talk and walk. She’s very sweet. And I’m surprised she loves dolls. My sister Janet didn’t like that sort of thing. She was a tomboy. I thought [ Paris ] was going to be like that, but she isn’t.

TV-Guide: And you’re changing their diapers and feeding them?
Michael: Yeah, I love it. It’s a lot of work. I thought I was prepared ’cause I read everything about child rearing, but it’s so much more exciting than I ever imagined it would be. The only regret I have is that I wish I had done it earlier.

TV-Guide: Do you sing and dance for them?
Michael: That’s how I keep them quiet if they’re crying. If I just start dancing, they shut down.

TV-Guide: Do you want to have more kids?
Michael: Definitely. I told my father [Joe] I’m going to match his record. He had 10.

TV-Guide: What is your relationship with your father like now? You were estranged from him for a while.

Michael: I have the best relationship now that I’ve ever had with him. I think with age and time he’s really mellowed out to become a nice person. He’ll simply say to me, “How are you doing? Are you eating? That’s all I wanted to know.” Not, “Did you sign that contract?” He just wants to know if I’m okay. I think that’s really nice… And my mother [Katherine] is like the perfect angel.
 

TV-Guide: At 41, are you happy?

Michael: Well, I usually am happy. I don’t let anything get me down, no matter what. I like to hear the sound of water and birds chirping and laughter, you know. I love all the real, natural, innocent things. I would never go to a party or a club. I did that when I was a kid, and I don’t care to do that anymore.

TV-Guide: I found it jarring to read a recent quote in which you said that if it weren’t for your desire to help the children of the world, you’d throw in the towel and kill yourself. Do you really feel that way?
Michael: I always have. ’Cause I would feel I have nothing to live for.

TV-Guide: Not even for yourself and your own creativity?

Michael: I wouldn’t care. Everything I create is inspired by that kind of innocence. And nature, it’s everything. It has to be. I mean, that’s it.